「散歩しながら考えるコンサルティング」
散歩は思考を整えてくれます。会議や絶え間ない通知で細切れになった頭を、足を動かしながらほぐしていく。歩いているとき、ふと何故を問い直す余白が生まれます。
「テスト項目は網羅したはずなのに、本番で障害が起きる」「変更管理プロセスは整備したはずなのに、デグレが減らない」——金融システムの開発現場で、こうした何故と向き合い続けてきました。品質の問題は、バグ・不具合の表面より深いところに根を張っています。読めない影響範囲、要件と設計の間で失われるコンテキスト、大規模案件特有の分業の壁。障害の発端は開発者のスキルに留まらず、構造の中に潜んでいる。
だからこそ、個人の責任に帰着させず、構造から問い直すことを出発点にしてきました。暫定対応で終わらせず、根本原因をマネジメント層と共有し、再現できる改善の型を作る。その道のりを、クライアントと一緒に歩きながら、それぞれの現場ならではの品質向上という至上命題に向き合い続けます。

